スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」（開発元：早稲田システム開発株式会社（東京都新宿区））のサービスが、令和6年6月13日に中津川市東山魁夷心の旅路館（岐阜県中津川市）に導入されたことを本日12月20日にお知らせいたします。

導入の背景

中津川市東山魁夷心の旅路館では、小規模でスペースも限られるため、これまで展示作品の情報は、タイトルキャプションのほかは手作りのプリントで数点の紹介をしているのみで、ギャラリートークなどもイベント時に限られていました。充実した情報を提供し、来館者がより作品に親しんでいただけるようするため、ご自分の端末で作品紹介をご覧いただけるガイドアプリの導入を検討していました。

ポケット学芸員選定理由

同じ市の中津川市鉱物博物館でクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」とそれに付随する「ポケット学芸員」をすでに導入していて、使いやすさもわかっていることに加え、導入コストがかからないことが大きな選定理由とのことです。収蔵作品の管理もI.B.MUSEUM Saasに移したことで、館にいる職員も常駐しない職員も、同じデータベースを参照できるようになり、作品の管理も格段にしやすくなったそうです。

配信コンテンツの特徴

作品画像とともに学芸員の解説を掲載しています。単なる作品の情報だけでなく、作品への学芸員の思いが詰まった解説は、ひとつの読み物として読んでいただける内容になっています。点数はまだ多くありませんが、展示替えごとに新しいコンテンツを追加公開しているとのことです。

中津川市東山魁夷心の旅路館について

同館では、風景画家として独自の境地を確立し、日本美術画壇を代表する故東山魁夷画伯（1908～1999）の版画作品（リトグラフ・木版画など）を展示しています。木曽路の入り口にあたる国道19号線沿いの「道の駅 賤母（しずも）」敷地内に立地し、画伯から作品500点余の寄贈を受けて開館しました。「賤母」の地は、画伯の風景画家としての出発点となったところでもあります。

ポケット学芸員の概要

「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ ： http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ ： https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

 

＜2024年11月30日時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム＞

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ポケット学芸員は、 GooglePlay／App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

iOS： https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android： https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
（推奨OS ：android 5.0以上　iOS 10.0以上）

 

【導入施設】
中津川市東山魁夷心の旅路館
〒508-0501 岐阜県中津川市山口1-15
電話番号0573-75-5222
https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/museum/k/

 

ポケット学芸員ニュース110　中津川市東山魁夷心の旅路館

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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
早稲田システム開発株式会社
電話：03-6457-8585
Email:sales@waseda.co.jp