2013.07.14
街中のちょっとした『展示』
小樽と言えば運河。最近は台湾の観光客が増えて大盛況、なんてテレビのニュースでやってました。
実際、私が行ったその日も、運河近辺は大変なにぎわいでした。
私は仕事で行くだけなので、どこの街に行っても観光スポットには立ち寄る暇がありません。
仕事だから当たり前なのですが、用件を終えるとバタバタと走るように駅に向かってます。
そんな私を慰めるかのように、駅に向かう商店街に「切り絵カルタ」が並んでいました。
かなりの枚数が飾られていて、歴史や自然景観など、小樽のさまざまな側面が紹介されています。
1枚1枚見ながら商店街を歩いてると、気付かないうちに、結構時間が過ぎていました。
切り絵って独特の温かみがあって、癒されるものですね。
そのうちの1枚がこれ。
そう言えば富山県を走る万葉線は、いくつもの駅にゆかりの和歌の看板がかかっていました。
残念ながら和歌の写真は撮れなかったのですが、万葉線はこんな路面電車です。
このときも、暑い中を歩き疲れて電車に乗り込んで、車窓から和歌が見えたときに、
「風流やねえ」なんて思いながら、癒された記憶があります。
そんなちょっとした経験で、訪れた街の印象は変わるもの。
次の街には、何があるのかな?と思えば、忙しい出張も楽しくなってきますね。
博物館の収蔵品データも、これと似たような活かし方ができるかもしれません。