ミュージアムリサーチャー

ミュージアムレポート

今回は、普段裏方の仕事をしている女子社員Ⅰが、水墨画と陶芸のコラボレーションをテーマにした企画展のレポートでかわら版デビューです。美術館を訪れる人は、愛好家として深い知識を持った人から、気軽に立ち寄る人まで様々。今回のレポーターは、後者の一般来館者の目線。果たして、水墨画と陶芸というテーマは、一般来館者にどう映るのでしょうか。

7月14日 晴天 

今回は「第25回 現代水墨画 グループ墨展と陶展」(会場:練馬区立美術館)に行ってきました。なぜ墨展と陶展?て思われる方いると思いますが、それは前号の「応援します!街のアーティスト」に登場していただいた、神永けさみ先生の作品が出品されていたからです。
先生からご丁寧にU氏宛に案内状が送られてきたのです。

神永先生は増穂登り窯の部門で作品を出品されていましたが実は私、水墨画とか窯とか生でちゃんと見たことがなかったのです・・・。

会場入りする前に受付で撮影しても可能ですか?と確認をとり、OKの返事がきたのでまずは水墨画から見ることにしたのですが、「コレほんとに墨で書いたの?」っていうぐらいの作品ばかりで驚きました。おもわず私は林家P子氏並みに知らず知らずのうちにシャッターを押していました・・・会場の中は壁に水墨画はもちろんのこと、床にはまっ白い紙を会場の対角線上に敷き、その上に増穂登り窯が展示されていました。会場内で他の先生とお話している方の話・・・

対角線上に白い紙を敷いたのは、会場内を広く見せるためだとか・・・よーくみてみると・・・確かに広く見える!と頷いてしまいました。

神永先生の作品は前号に掲載された作品とはだいぶ違った作品でした。同じ人でもこうも違った作品を作れるんだとまたまた歓心。残念ながらけさみ先生はお見えになっていませんでした。水墨画の作品には受賞作品もありましたが、またまた残念ながら窯の作品にはなにも・・・(涙)窯は対象外とされてしまったのでしょうか・・・先生の作品に期待していたのですが・・・

水墨画は専門家の目で見ると書き方のちがいがわかるのでしょう。ど素人の私がコレすごいな~って思った作品、何点かありましたが、受賞されていませんでした。ど素人以下なんです・・・(涙)

 

 

でも、こんな私でもわかるのはドキンちゃんやドナルドなどのキャラクター!♪!♪羽子板に描かれたキャラクターはとても素晴らしいものでした。他にもトトロとかもあったんです。デッサンの苦手な私ですが、ちょっとスケッチしてみようかな?っていう気分にさせてもらいました。(Ⅰ)

 

 

【参考URL】
練馬区立美術館   http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/