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わせだマンのよりみち日記

2006.12.04

Refrainが止まらない!

今回から2回連続で、新人営業マンの日記です。飛び込みでお邪魔することもあるかもしれませんが、その際には宜しくお願いいたします。

子供の頃に覚えた事は、年齢を重ねても忘れないものです。

その日私は長野県に出張でした。鉄道に詳しい社内のWさんに教えを請い、列車(表現が古い!)は「あずさ」を利用することになりました。長野県には出張で何度か訪れたことがありますが、車での出張しか経験が無く、この歳になって初めて「あずさ」に乗る事が出来て少なからず喜んでいた次第です。

その日は某美術館さんでデモを行う事になっており(経験の少ない私は少々緊張)美術館迄の道中2時間はデモの予習に専念しようと固く心に決めて、いざ出発!(ここまで読んでくださって1960年代生まれの方は既に想像ついていらっしゃると思いますが)でもダメなんですよ。あの歌が頭から離れず。そう77年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」当時小学3年生だった私は興味のある事だけは物覚えが良く、この曲もよく歌った記憶があります。(30年近く過ぎた今でも曲の一番は完璧に覚えておりました。)

資料に目を通している間中頭の中では“8時ちょうどの~”を繰り返しておりました。そんな調子で列車に乗っていると、だんだんと狩人から、ぼんちおさむさんと、のりお兄さんの「あずさ2号」に変わっているではありませんか。村上春樹風に言うと “やれやれ”といった感じです。

ということで、デモ中はどうだったかと申しますと、列車から降りたとたんにすばらしい景観が広がり、フレーズを思い出すことなく無事終了いたしました。

それから数日後、某資料館を訪問した際のことでした。小学生が課外授業で資料館を訪れており、その中の子が“親かばのままあ~(お子様ケータイのCMソング)”と歌っておるではありませんか。おいおい勘弁してくれ~、又頭から離れなくなっちゃうじゃないかあ!ちなみに77年にヒットした曲は、さだまさしの「雨やどり」、この曲も弱ったもので“ちょうだいませませ”というフレーズが執筆中の今、頭の中を駆け巡っております。

Written by S.S