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ミュージアムリサーチャー

ワセダの業界見聞録。ミュージアムリサーチャー MUSEUM RESEARCHER (写真:葛飾区郷土と天文の博物館)

システム構築のプロとは言え、いつもパソコンに向かってばかりでは視野が広がらない。というわけで、オフィスを出た当社「リサーチャー」たちが出会ったミュージアム関連のさまざまな話題をおすそ分け。どうぞお気軽にお読みください。

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地元の歴史文化への誇りを原動力に活動を開始 ――佐賀県多久市「龍孫の郷 散歩道整備事業ワークショップ」
住民参加が力を生む デジタルアーカイブの新しいカタチ その2

2016年12月

  佐賀県多久市には、多久聖廟という史跡があります。多久聖廟は、宝永5年(1708年)、多久茂文が孔子像を安置し、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟。足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次ぐ古い聖廟とされています。
多久市には、これ以外にも史跡がたくさんあります。「【龍孫の郷】肥前多久・聖学華開き文教の風薫る城下散歩道」が「新日本歩く道紀行100選」シリーズに選ばれています。そしてこのほど、これらのコースを弊社のスマートフォン向けアプリ「ポケット学芸員」で案内することになり、地元の皆さんへの説明会がワークショップ形式で開かれました。




この事業は、市の観光商工課や観光協会が中心となって進めています。今回は、生涯学習課に所属する資料館の学芸員が説明の壇上に立ち、地域の歴史の「深いところ」について講演されました。参加しているのは、もちろん住民の皆さんです。我が街の歴史や文化に誇りを持って、それを多くの人に知ってもらおう……そんな熱気に溢れていました。
ご高齢の方が大半を占めるとあって、馴染みにくいのではないかと少し心配しましたが、杞憂でした。3人に1人くらいの割合でスマホをお持ちになっていたのです。アプリを使った地元の写真を見ては、会場のあちこちから感嘆の声が上がるなど、「大盛り上がり」と言ってよい雰囲気。むしろ、こちらの方が圧倒されるような思いでした。
今後は、このアプリに「まちの名所」をどんどん登録し、地元情報を発信していこう。そんな姿勢を共有できたワークショップ。多久市は魅力たっぷりの街ですので、ぜひ知名度向上に役立てていただけるよう願っています。

 


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