HOME > Voice & Report TOP > ミュージアムインタビュー TOP > vol.112 呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム

収蔵品管理システム I.B.MUSEUM 導入ミュージアムインタビュー

ミュージアム名

写真や図面の公開点数を増やしながら
情報面で利用者サービスを高めていきたいですね。
学芸課副主任 市川 裕士 さん
学芸課副主任 市川 裕士 さん

-今年で開館10周年、来館者も1千万人を突破されたそうですね。おめでとうございます。

市川さん:おかげさまで。ありがとうございます。

-市川さんは、いつからこちらに?

市川さん:今年の1月からです。

-今回、I.B.MUSEUM SaaSをご導入いただいたわけですが、検討にも参加されていなかったんですよね?

市川さん:そうなんです。項目の設定やデータ移行などの作業にも立ち会っていないんですよ。参加したのは、公開の設定を行うタイミングあたりからですかね。

-早速公開されていますものね。(パソコンを開いて実際に検索ページを見ながら…)軍艦の写真がずらっと並ぶ様子は壮観ですよね。拡大もできますし。

市川さん:ライブラリーでも閲覧できますよ。図面は他社さんにお願いしたシステムを使っていますが、写真はI.B.MUSEUM SaaSで公開しています。あとでぜひ立ち寄ってみてください。 

-ありがとうございます、ぜひ拝見したいです。それでは、I.B.MUSEUM SaaSの第一印象をお聞かせいただけますか。

市川さん:全体的には、利便性の高いソフトだなと思いました。特に検索しやすいところなんかは、よくできていますよね。

-ありがとうございます。でも、「いまひとつだなあ」という点もあるんじゃないですか?

市川さん:そうですね、ライブラリーの画面で気になることがあります。ご一緒に見ていただけますか?


戦艦「大和」10分の1模型は、
精巧で美しく、迫力もたっぷり。

-こちらがI.B.MUSEUM SaaSが見られる端末ですね。それで、気になるところとは?

市川さん:ここで拡大画像をご覧になった来館者の方が、そのままお帰りになることがあるんです。

-ああ、それはありそうですね。

市川さん:ライブラリーの公開画面は、ほかのサイトに移動してしまわないように、ブラウザのボタンを隠しているんです。そうすると、ブラウザの「閉じる」ボタンも見えなくなってしまうんですよね。右下のボタンでウィンドウを切り替えられるのですが、ちょっとわかりにくいみたいで。

-なるほど。確かに、一般の方にはわかりづらいかもしれませんね。拡大画像の画面に、専用の「閉じる」ボタンを付けることは可能だと思いますので、戻ったらスタッフに話しておきますね(メモ)。

市川さん:ええ、よろしくお願いします。

-ほかには?

市川さん:これから文献を登録していこうと思うのですが、1点で数十ページになるものもあります。今のインターフェイスだと、何十回もページを送ることになりますよね。何かいい方法があるといいんですが。

-そうですね。ページ送りではなくてサムネイル画像を並べるスタイルも選択できるのですが、数十ページもあると見づらいでしょうね。どこかにページ番号が表示されれば使いやすいかな…これも検討してみますね(メモ)。

市川さん:それともうひとつ。写真は今後も増やしていきたいのですが、画像一括アップロードの機能って、どうやって使うんでしょう。ちょっと難しくて。

-あの機能は確かに難しいんです。理屈を説明しますと、画像をまとめてシステムにアップした後に、「この画像はこの資料のもの」という紐づけを行う仕組みになっていまして。どうしても操作が煩雑かつ複雑に感じてしまうんですよね。もう少し分かりやすくしたいと考えてはいるのですが。

市川さん:ぜひ、お願いしたいですね。あと、もう少しいいですか。

-もちろん。お願いします。

市川さん:画像サイズの上限は10MBが目安ということですが、もう少し大きいと助かりますね。

-こちらは、図面などの大きなデータもあるんですよね。検討してみます。

市川さん:あと、Googleのアクセス解析機能が使えるようになっていますが、あそこまで多機能である必要はないんですよね。御社オリジナルで、もう少しシンプルなものを用意していただけるとありがたいかなあ、と。

-なるほど、検討しますね(メモメモ)。

市川さん:いろいろ申し上げてすみません(笑)。

-いえいえ(笑)。逆に、システムを前向きに使っていただいているのがよくわかります。とても着任して間もない方とは思えません。

市川さん:そうですか? ありがとうございます(笑)。

-注目度の高い館ですから、データの公開は重要なんでしょうね。

市川さん:確かに、公開してから画像利用の問い合わせがとても増えましたね。特にマスコミの方にご注目いただいているようで、慣れた方は先に検索して電話口で番号を指定してくださるので、とても助かっています。

-それは導入効果のひとつですよね。つい最近、データベースサービスの利用法を説明するページを追加する機能が付いたのですが、ご存知ですか?

市川さん:え、それは知りませんでした。

-(デモ用システムを示して)こうやって、「このデータベースについて」とか「画像利用のご注意」といった説明を、ワープロソフトと同じような感覚で記述、編集することができるんです。

市川さん:ああ、それは便利ですね。

-まさにいま仰ったことをこちらから促せる機能ですので、ぜひご活用くださいね。


造船業、船の資料から戦争関連資料も。
見ごたえ十分です。

-それにしても、短期間でここまで使いこなしていらっしゃるのは頼もしい限りです。弊社のサポートも、もっとしっかりしなければ。

市川さん:いえ、御社は十分に対応してくださっていますよ。でも、私たちの職場は人事異動がつきものですから、サポートの方には今後もきっとお世話になると思います。

-館個別のサポート以外に、合同の操作研修会を開催できないかと検討を始めたところなんですよ。都道府県単位とか。

市川さん:それ、いいですね。県単位だと私たちも参加しやすいです。

-前向きに検討しますね。さて、すでに5千点以上も公開されていますが、今後の目標は?

市川さん:まずはこのまま点数を増やす方向で頑張りたいですね。情報面での利用者サービスは、もっと質を高めていきたいです。

-利用者サービスと言えば、ゲーム端末を使った音声ガイドなど、新しい取り組みにも積極的ですよね。I.B.MUSEUM SaaSでも音声ガイド機能を搭載予定ですので、ぜひご活用くださいね。

市川さん:楽しみにしていますよ。

-ありがとうございます。本日はご多忙の中、本当にありがとうございました。

<取材年月:2015年9月>

MUSEUM PROFILE

呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム
戦艦「大和」が建造された港で有名な広島県呉市に、2005年にオープンした博物館。10分の1スケールの大和の模型は迫力満点で、全国的な知名度を誇ります。大型資料展示室では、零式艦上戦闘機、特攻兵器「回天」などが展示されていて、こちらも壮観。世界最大のタンカーを数多く建造した明治以降の「呉の歴史」、造船・製鋼をはじめとする「科学技術」など、幅広く学べる博物館です。来館者1千万人を突破した人気館、今後も目が離せません。
ホームページ : http://yamato-museum.com/
〒737-0029 広島県呉市宝町5番20号
TEL:0823-25-3017
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