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ごあいさつ

早稲田システム開発株式会社は、これまで18年間にわたって博物館向けの収蔵品管理システムの開発・運用に特化し、事業を展開して参りました。創業以来、他業種向けのシステム開発を行わない「専業」として活動し、多くの関係者の皆様とよりよいミュージアム運営環境づくりを目指す議論を交わし、その時々にお伺いした肉声を各館のシステム開発に反映することで、現在では揺るぎないシェアを築いております。

博物館は、図書館や体育館などと並び、国民生活の基盤を担う公共施設です。長い歴史の中で独特の文化を育んできた日本にとって、知的好奇心を満たし、文化的生活を維持するための基礎的な施設は非常に重要な役割を果たします。しかし、昨今では、長引く不況などを背景に、経済的な側面から語られる場面が目立っております。

図書館や体育館に比べ、収益性や採算性が問われるケースが多い博物館ですが、反面で社会装置としての重要性が相対的に低下しているのであれば、それは国民にとって由々しき事態と言えます。もちろん、支出の見直しなどを含めた環境改善は絶えず推し進めるべきではありますが、だからと言って地域文化の保全の軽視につながるような風潮の蔓延を黙って眺めているわけには参りません。

環境保護意識が高まり続ける現代、自然環境を守ることだけでなく「心の環境」の大切さももっと語られるべきなのではないでしょうか。過剰な経済合理性の追求による問題が頻出し、その一方で家族や地域の絆の希薄化が指摘される昨今、地元意識や郷土・郷里といった「心の成長基盤」までが崩れては、生活文化大国としての日本の持続的成長も望み得ません。

当社は、博物館に求められる効率性の向上を促す製品やサービスの提供のみならず、顧客か否かに関わらない業界への情報提供や交流基盤づくりなど、社で実施し得るあらゆる手段をもって、全国のミュージアム関係ご各位の業務環境の支援に努める所存でございます。IT関連企業としての技術の研磨を持続しつつ、博物館業界人としての意識を常に忘れず、皆様とともに運営環境の維持向上を考えていきたいと願っております。

私たちの文化が直面する逆風への危機感を胸に、当社は今後も全力で事業に邁進いたします。皆様におかれましては、ご指導ご鞭撻のほど、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

平成22年5月 早稲田システム開発株式会社 代表取締役 内田剛史

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